GARDENS。 [contemporary art]
豊田市美術館で、
"GARDENS-小さな秘密の庭へ-"を見てきました。
http://www.museum.toyota.aichi.jp/japanese/index.html
機会があるごとにいろんな美術館に行っているけど、
豊田市美術館に戻ってくるたび、ほっとした気分になります。
なじみのカフェに行くような感覚かなぁ。
秋晴れの空にリンと建つ美術館は、
何回みても、おーっって感じです。
庭というと、かなり身近なもので、
庭って聞いたときに自分なりの庭のイメージがあるけど、
今回は、10人のアーティストが思い思いの庭を表現していて、
庭のイメージって人によって違うんだなぁっと思っておもしろかったです。
今回はかなりのハイレベルで、(あ、私の独断と偏見だけど)
その中で、気に入ったのが、3つ。
まずは、スウェーデンの4人組デザイナー"FRONT"の作品。
”フラワー・ウォールペーパ”と呼ばれるこの作品は、
ヨーロッパの室内を覆う花模様の壁紙を、
造花をつかって、立体にしたものです。
その、発想もユニークだけど、
白い壁にはりつけられて、色とりどりの造花は、すごくきれい!
同じ"FRONT"の作品で、
美術館の庭にも、造花が咲いていて、天気もよくってすごくきれいでした。
↓こんな感じ。
影響を受けやすい私は、
すっかり造花を見直して、美術館帰りに購入しました。
次に、照屋勇賢さんの作品。
”Notice-Forest 告知-森”。
これは、紙袋が切り絵のようにうまく切られていて、
その中をのぞくと、木(紙袋の一部)が一本立っているという作品で、
もとはといえば、木から作られた紙袋の中に、1本の木があって、
なんだか神秘的です。
↓コレ。
最後に、栗林隆さん。
”ゼーフント・ヒロシマ(アザラシ・ヒロシマ)”。
とにかくかわいい!
動物好きの私とヤンバルくんのツボにかなりはまりました。
真っ白な壁に首をつっこんだアザラシがいて(首がない状態)
おーっと思ったら、そのそばにある、穴のあいた額縁の中に
自分たちが首を突っ込むと、その中は、ジャングルみたいになっていて、
水面から、首をだした、アザラシ君が!
壁のアザラシ君と、ジャングルの中のアザラシ君は、つながってるんだ~。
って感じで、すごくおもしろかったです。
12月末までやってるので、時間のある人は、ぜひ行ってみてください。
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